JA麻植郡での記念講演


JA麻植郡のひまわり市
 7月26日、吉野川市鴨島町に拠点を置くJA麻植郡農業協同組合にて、麻植郡農協職員に対する研修会があり、約50名の参加者があった。その中で「麻植郡と大嘗祭と阿波忌部」と題し、忌部文化研究会の林博章が約1時間、スライドを交え講演した。JA麻植郡は平成の大合併で忌部が麻を植えたことに由来する「麻植郡」の名称が吉野川市に変わってもなお、歴史基盤を大事にしようという思いから農協だけが「麻植郡」の名称を遺した。
 大嘗祭が迫る中、その歴史的意義や、大嘗祭と阿波忌部との関係、とりわけ麁服とは別に麻殖忌部が由加物という御贄を貢進した歴史を紹介し、参加者は熱心に聴き入っていた。