7月18日、忌部修験道で名高い剣山山頂(標高1955m)で「剣山本宮剣神社例大祭」が執り行われた。但し、本年は新型コロナウィルス感染症対策の関係で、地元関係者のみによる質素な例大祭となった。神輿渡御の世話は、一般社団法人忌部文化研究所が担い、5月時点で東京方面から70名ほどの修行者が集う予定であった。しかし、新型コロナウィルスには勝てず、断腸の思いでキャンセルしていただく他なかったことが悔やまれる。来年度は、日本創生を願い盛大に執り行いたいと願っている。
 例大祭の前日、17:00より「劔山本宮宝蔵石神社」にて関係者のみで御神輿渡御宵宮祭が厳粛に執り行われた。
 その次第は次の通り。





※疫病退散を祈願し、茅の輪が設置された。また、蘇民
 将来の御札も設置された。
●御神輿渡御宵宮祭
(合わせ太鼓)宮司・御宝剣入場
開式太鼓・法螺貝
開式の辞(司会)
宮司挨拶
修祓
降神の儀
献饌
天地一切清浄の祓詞奏上
大祓詞 3巻 奏上
六根清浄大祓詞 奏上
劔山本宮 祝詞 奏上
劔山本宮 大祝詞・宵宮祝詞 奏上
劔の舞 奉納
玉串拝礼の儀
撤饌
御宝剣加持
昇神の儀
閉会太鼓・法螺貝
閉式の儀



※関係者のみの宵宮祭


※劔の舞奉納(松村宮司)


※御宝剣加持