7月18日、忌部修験道で名高い剣山山頂(標高1955m)で「剣山本宮剣神社例大祭」が執り行われた。但し、本年は新型コロナウィルス感染症対策の関係で、地元関係者のみによる質素な例大祭となった。
 例大祭の当日、朝5:00に剣山山頂より、まるで天孫降臨のような荘厳な御来光を拝むことができた。そして、来年の盛大な例大祭の斎行、新型コロナウィルス等の疫病退散、及び世界平和を心の底から祈った。


※夜明け前の宝蔵石 (安徳天皇が劔を埋めたと伝わる)



※劔山頂上から木屋平の谷を眺める。劔山は、木屋平の忌部氏が劔山を見て宝蔵石(立石)を遥拝していたが故に立石山と呼ばれていた。劔山本宮宝蔵石神社は本来、忌部神を祀っていた。



※劔山の頂上付近はクマザサが茂る。平家の馬場と呼ばれる。



※劔山の頂上から、御来光を拝む。



※劔山の頂上から、御来光の後、降り注ぐ光のカーテンを拝む。