9月27日。14:00からつるぎ町貞光の道の駅「ゆうゆう館」で令和の大礼麁服調進写真展の開催に伴う記念講演会が1Fの会議室で開催され、60名満員の盛況となった。忌部文化研究会会長の林博章氏は、「世界農業遺産地域の活性化」と題し講演した。そしてつるぎ町の原点は忌部であり、木綿麻の里であること。貞光の忌部ゆかりの史跡を紹介。世界農業遺産化をめざした経緯と忌部との関係。最後に家賀再生プロジェクトを紹介。かつて、つるぎ町の傾斜地集落全域で藍が栽培された歴史を紹介。貞光の卯建の街並みや永井屋敷は、藍産業の繁栄のもとにあること。かつての藍産業の復活こそが貞光再生につながると力説した。
 なお、2週間にわたって開催された写真展は、おかげさまでのべ3500人の来場者を集め盛況に終えた。多くの支えていただいた方々に感謝したい。