2月27日(土) 10:00~ 吉野川市の歴史講座が鴨島公民館主催で開催され、新型コロナ下ながら、ソーシャルディスタンスの大ホールで吉野川市市民のみならず県内各地より約50名が熱心に講演に聴き入った。
 講義は忌部文化研究会会長の林博章氏が「麻植郡と阿波忌部と大嘗祭」と題し、忌部の最新研究成果を披露した。時代のトピックスとして、NHK大河ドラマ“青天を衝け”の主人公・渋沢栄一と阿波藍の関係、昨年の日本映画最大の興行記録を更新した「鬼滅の刀」にちなみ、疫病と鬼と麻植郡、そして阿波忌部との関係。そして、麻植郡と大嘗祭との関係では、飛鳥浄御原宮 ⇒ 藤原京 ⇒ 平城京 ⇒ 平安京 と続いた大嘗祭の舞台と麻植郡・阿波忌部との関係を初紹介した。