令和3年の12月17日(金)~18日(土)に顧問である一般財団法人農政調査委員会理事長である吉田俊幸さんが来県し、つるぎ町の家賀集落を視察し、今後の振興策を提言した。
 17日(土)は阿波踊り空港で出迎えた。その時、藍を中心に海陽町で活躍する永原レキさんと五輪の藍色エンブレムをデザインした野老朝雄さんと偶然に出会うことになった。
 18日(日)は終日、寒い中ではあったが、吉田俊幸さんをつるぎ町の家賀集落に案内した。そして、ソラの藍畑を見学した後、古城家で家賀再生プロジェクトの枋谷京子さんが地元食材のみを用いた食事を提供。
 つるぎ町の副町長や議員も参加して今後の方向性についての会談を行った。そこでの吉田俊幸さんの提案は、まず人を受け入れる拠点づくりを大事にすること。次に世界農業遺産の強みを生かして「ふるさと納税」をうまく利用することなど。
 家賀は、ソラの藍栽培が3年間成功し、県内で大きな評価を受けている。次の課題は人が集う拠点づくり。いよいよ第2ステージが始まることになる。