令和3年の12月25日(土)、顧問である能楽師の大倉正之助氏が徳島に来県。ソラの藍を栽培するつるぎ町貞光の家賀集落を訪問し、研究所メンバーと今後の日本の行方に関する会談を行った。
 次日、26日(日)には、吉野川流域を見渡せる吉野川市川島町のチェリーロードから善入寺島や沼島が浮かぶ倭国創生の風景を解説した。その後、吉野川市鴨島公民館の大ホールで大人から子どもまで約40名が参集して、舞台で大倉正之助氏による大鼓体験講座を開催した。講座の最後、大倉氏による渾身の「獅子」の演奏が、参加者の心を奮いたたせた。日本創生や世界平和につながる活動をこれから大倉氏の支援のもと続けていく次第。


大倉氏に、吉野川流域と倭国創生との関係をチェリーロードで説明する

<講座内容の紹介>

能楽師 大倉正之助先生と日本の伝統芸能・大鼓を体験しよう

大倉正之助 プロフィール
・能楽師 大倉流大鼓。国重無形文化財総合指定保持者、文化庁 日本遺産大使。
・能楽囃子大倉流大鼓・小鼓の宗家に生まれ、9才で初舞台。日本各地で能楽の公演の他、世界各国の首脳等来日、首相官邸晩餐会等での演奏、政府主催の音楽祭に参加、ローマ法王より招聘されバチカン宮殿で日本代表として演奏等、国際文化交流の場で活躍。日本の素晴らし文化を子どもたちに伝え、世界に発信する活動を続けている。

●期日 2021年12月26日(日) 15:00~17:00
●場所 吉野川市鴨島公民館 大ホール舞台
●主催 日本太鼓財団 徳島県支部
●協賛 一般社団法人 忌部文化研究所、NPO法人 太鼓の楽校


※大鼓の紐は麻である。忌部の麻と芸能とは深い関係にある。