新年早々に忌部研究所の新たな活動が始まった。徳島県民歌や佐那河内中学校の校歌には、忌部海部が連携して徳島県が創生されたことが謳われている。また、その忌部海部の連携は、ヤマト王権の成立や日本各地の農産業伝播の原点ともなった。まさしく日本の原点を見詰め未来を創るとは「忌部海部」の連携であった。


 徳島県創生のためには、一度徳島の歴史の原点に立ち返ることが必要だということで、心あるメンバーが集まり始めた。今後、歴史・文化をテーゼに徳島に新産業を興そうとするものである。第1回は1月12日の夜、徳島市内の「阿佐てらす」代表取締役の北條誠一氏の事務所等で行い6名が集まった。