4月3日(日)の午前中は、つるぎ町貞光の家賀集落でソラの藍の豊穣祈願祭が開催され、大倉正之助氏が大鼓の奉納演奏、長瀬の木綿麻太鼓の演奏が奉納された。
 同日の午後は舞台をつるぎ町貞光字吉良の「忌部神社」(五所神社・忌部大神宮)に移し、再び奉納演奏が行われた。樹齢何百年ものエドヒガン桜が満開となる最高の自然シチュエーションのなか、忌部文化研究会会長の林博章氏が参集した約60名の方々に吉良の「忌部神社」の歴史を説明。次に、大倉正之助氏が厳かに大鼓を奉納。最後に、地元・長瀬集落の方々による木綿麻太鼓で奉納祭を終えた。
 終了後、「忌部神社」の拝殿で地元忌部会の方々と温かな交流会が開かれた。新たな「忌部神社」の歴史の幕が開かれようとしている。