4月11日(日)、家賀忌部集落再生プロジェクトを展開する地元の枋谷京子さんより新たなプランド商品が完成したとの報告をいただいた。それは藍晩茶である。国指定民俗文化財にも指定された上勝の阿波晩茶(山下さん)と家賀集落で栽培されたソラの藍との融合商品。阿波晩茶は、東南アジアや雲南省の照葉樹林文化圏に起源をもつといわれる発酵茶で徳島県では長国(海部)の食文化であった。その文化と忌部の藍が融合して誕生した歴史的商品である。
 徳島県民歌にも「忌部海部手と手をつなぎ南北文化の力を集めた」とあるが、長期的視野からみれば、徳島再興の一歩を踏み出す商品となるだろう。この商品開発は、大きく徳島新聞にも取り上げられた。