忌部文化研究所は家賀再生プロジェクトを支援しているが、多くの視察依頼があり、会員の石田さんがボランティアでガイドを務めている。
 つるぎ町貞光の家賀集落の入り口(平野地区)に建てられた平野(たいらの)小学校は現在休校であるが、その一階に常設展示で来訪者のために、剣山系の世界農業遺産の常設展示ができることとなった。これで家賀再生プロジェクトが目標の一つとして掲げる拠点づくりの第一歩が始まったといえる。