長者ヶ原を示す看板
阿波藍のシリコンバレー&Japan Blue Road 構想(徳島観光振興事業)の実現のため、阿波藍の発祥地伝承の調査を開始した。探査2回目で念願の長者ヶ原に辿りついた。佐那河内村には、日本唯一の藍神様が佐那河内村の「大宮八幡神社」の境内に猿田彦大神として祀られている。伝説によれば、その昔、猿田彦大神が佐那河内村に住む山主に藍と藍染めを教えた所、たちまちに長者になったという。その長者が藍を植えた伝説の場所、藍神(猿田彦大神)の降臨地を探ろうとする調査では、佐那河内村役場の方々に多大な協力をいただき案内していただいた。伝承地は、佐那河内村と勝浦町との境、勝浦町三渓の標高600m付近、南面傾斜平地の長者ヶ原であった。



現在、長者ヶ原はカヤ場となっている

調査メンバー一同


なお、帰途、佐那河内村の「大宮八幡神社」と「猿田彦神社」(藍神様)を参拝した。


園瀬川沿いの「大宮八幡神社」

藍神様を祀る「猿田彦神社」